1足取り出すと、ほかの靴もダダダーツと落ちてくるし、どこにどんな靴をしまったかもわからないという状態でした。数えてみると、全部で103足ありました。これらの靴を全部収納すべく、靴箱の上の空間をカラーボックスとポールで棚にして、天井いっぱいまで使える収納スペースを設けました。反対側の壁には突っ張りネットを設置して、野球の道具やサッカーボールはそこへ。さらに、その横に厚み15mの隙間家具を利用して、靴箱を作り、103足の靴を全部おさめました。
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大人の靴は高いところへ、子どもの靴は、子どもの手の届くところへ。写真や飾り物を置くスペースまでも確保し、われながら素晴らしいできばえでした。自分たちの奮闘を称えあっていると、脇からするするといちばん下の男の子が出てきて、自分用のスペースに靴をしまったのです。これには、みんなびっくり。それまでは、外に出かけるときはお母さんに靴をはかせてもらっていましたから、みんなまだまだ何も一人でできない赤ちゃんだと思っていたのです。子どもが管理できるように工夫すれば、2歳の子どもも自分で靴をしまうことができるのです。大人が「暮らし力」で工夫して実行すれば、子どもにも「暮らし力」が備わるということを実感したできごとでした。