通常の例からいうと2人の子供がいる場合、南側の部屋と北側の部屋を子供に分け与え、親の寝室には4・5畳の和室を使うケースがほとんどです。子供部屋は狭くてもいいという発想があれば、リビングを広くし家族で楽しめるコーナーをつくったり、ゆったりとしただんらんのスペースをとったりすることができます。玄関脇の洋室を夫婦の寝室にあて、和室にリフォームを施すことで子供部屋を設けるならば、2つある和室を一体化してから再配分する手段もあるでしょう。
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子供部屋がよりLDKに近くなるので、どちらかといえば小学校低学年向けの空間になります。ただ、こうしたリフォームには積極的になれない家族もいるでしょう。その理由は、「年老いた両親と同居するためにも部屋数にはゆとりが欲しい」「やはり客間はあったほうがいい」といったものです。家にはさまざまな想定が混在しています。しかし、日常生活から遠いところにある想定は、日々の生活を窮屈にし、現実から柔軟性を奪っていきます。部屋数=頭数という発想も空間の活用を制限してしまいがちです。しっかりとした将来設計を立てながらも、その時々の暮らし方に見合った間取りで生活することが、空間の上手な活用法だといえそうです。